代々伝わる板金屋の家系の中で育ち、幼いころより現場を経験し、高校生の頃には既にこの道に進むことを決意し、板金屋としての多くの技を習得していった。
板金というものは、家造りの中で、あまり表に目立って出てくるものではないが、創り出されたものを見ると隠れた場所であってもやはり美しさを感じる。
「見えない所だけど、手は抜けない性格なんです。
今までこの仕事を続けてこられたのも、一つ一つを自分の作品と思って仕事をこなしてこれたからだと思います。
数だけをこなしていくだけの仕事なら、今までこの仕事は続いていないでしょうね。」
と語る